脱炭素社会の実現に向けた
再生可能エネルギーの有効活用に向けた取り組み
脱炭素社会の実現に向け近年、再生可能エネルギーによる発電量が増加しています。
しかし、総発電量が需要を越えると電力送電システムが不安定となり,停電が発生する可能性があります。
そのため、総発電量が需要を越える前に再生可能エネルギーによる発電に対し出力制御が行われます。
再生可能エネルギーは発電能力があるにもかかわらず発電量を低下あるいは発電を停止するため、
その余剰電力の有効活用が課題となっています。
余剰電力を蓄える技術として蓄電池や蓄熱発電、揚水発電、圧縮空気貯蔵、水素貯蔵等が挙げられており、
いずれもコストや場所に課題がありますが近年は蓄熱発電が注目されています。
また、蓄熱発電システムは電熱変換装置、蓄熱装置、発電装置から構成されますが電熱変換装置として
ヒータが挙げられるものの、産業用途のヒータは低圧のため大容量化が困難と考えられます。
そこで大容量化と低コスト化が可能と考えられる回転発熱機を適用することが検討されています。
回転発熱機はいくつかの手法が考えられ、回転機はその1つとなります。
回転機を適用する場合、ロータの発熱量、すなわちロータ損失をなるべく大きくすることが求められます。
本ウェビナーでは回転発熱機として誘導機を対象とし、発熱量の増加に向けた取り組みをご紹介致します。
・脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの増加
・余剰電力の有効活用
・出力制御による発電量の低減
・蓄電、蓄熱技術
・電熱変換と回転発熱機
・計測メーカーによる課題解決の実現(横河計測㈱ CC本部 営業戦略部長 中込 氏)
東海⼤学 工学部 電気電子工学科
准教授
大口 英樹 氏
日 程 ︓ 2024年8月7日(水) 15:00~16:00
配 信 ︓ Zoomウェビナー
東京電機産業株式会社
計測・通信営業部 パートナービジネス推進グループ