東京電機産業株式会社

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お客様にとって、
誰よりも信頼できる営業へ

セールスエンジニア
舘林 恭吾2018年入社 政経学部卒

Profile就職活動では、営業職を志望しつつ、働きやすさを重視して企業を見て回る。中でも、東京電機産業のフランクな雰囲気に惹かれたことが入社の決め手となった。

貴社の特徴と、現在のお仕事を教えてください

新卒で入社後、千葉支店の営業グループに配属され、セールスエンジニアとしてお客様の課題を解決する製品のご提案を行っています。当社は、横河電機を中心とするパートナー企業の製品を通じて、お客様へ最適をご提案する“技術商社”です。主に工場内の設備や部品を取り扱いますが、お客様によって工場の内容や規模が全く異なるため、「取り扱う製品」と「工場設備」のどちらの知識も必要となることが特徴ですね。
現在、私が担当しているのは鉄鋼メーカーです。製鉄所の設備が大きいことから敷地も広く、その規模は、正門から一番奥まで行くのに車で10〜15分かかるほど。また、製鉄所内は鉄をつくるための工程ごとに部署やグループが分かれており、鉄鉱石を溶かす工程や、溶かした鉄を薄く板に伸ばす工程など様々です。私たちは、そうした各工程にあわせた最適な製品を日々ご提案しています。具体的には、鉄を溶かす際には何千度もの高温となるので、それを冷却するための水を計る流量計や、クオリティを維持しながら鉄を高速で伸ばすための計測器などです。製品をご提案するために、製鉄所内すべての工程や設備を理解することは非常に大変ですが、その分やりがいは大きく、充実した日々を送ることができています。

お仕事をする上で大切にしていることを教えてください

どんな些細なことでも、お客様とコミュニケーションをとる。これは、私が営業活動を行う中で最も大切にしていることです。以前、お客様よりメールにて「この製品の仕様で見積りをお願いします」と依頼をいただいた際に、よく確認をせずその言葉を鵜呑みにしてしまった結果、実際の工場設備において仕様が合わず、製品を使用できなかったことがありました。その時学んだのは、設備や製品の仕様のみならず、その背景までお客様に伺うこと。製品を組み込む設備の詳細内容や、製品の用途を事前にお客様にヒアリングしておくことが大切だと実感しましたね。
また、お客様との会話の中で心掛けているのは、なるべく詳細まで話を聞くことです。ご相談をいただいている製品に限らず周りの設備や後の工程まで話を伺い、最適な製品をご提案できることで、お客様の工場のトラブル防止にもつながります。もちろん、お客様との会話は緊張しますし、こちらも知識を持って臨まなければならないので難しさはありますが、お客様に安心して工場を稼働していただくためにも、小さな情報を見逃さないようにしていきたいと考えています。

今後の目標を教えてください

セールスエンジニアとして掲げている目標は、お客様の頭の中で“一番に思い浮かべてもらえる存在”になることです。そのため、お客様先に2日に1回ほどの頻度で訪問させていただいたり、一緒に日常会話を楽しんだり、少しずつでも信頼関係を築けるように意識しています。それを積み重ねた結果、入社当時はお客様先で何を話せばよいかわからず、ただただ必死に会話をしていたのが、今ではお客様からも積極的に「最近調子はどう?」などの声を掛けていただけるようになりました。こうした点から自身の成長が実感でき、仕事のモチベーションにもつながっていますね。
加えて、お客様から信頼を得るためにはスピード感も重要です。見積書のご依頼をいただいたら迅速に対応する、また、お問い合わせがあった際には、他部署のエンジニアと連携をとりながら疑問にお答えする。この蓄積が、お客様にとって一番に思い浮かべてもらえる存在への第一歩だと考えています。そのためには、製品や機械への知識が欠かせませんから、これからも日々勉強に努めながら、当社を、そして私という担当を選んでいただけるよう、精進していきたいと思います。